WEL-KIDS PHOTO導入事例インタビュー「シンガポール日本人幼稚園」(後編)

シンガポール日本人幼稚園の齋藤園主にお話を伺ったインタビューの後編となります。
前回に続き、今回はウェルキッズフォトを利用した後の変化、今後あったら良い機能などについて詳しく伺いました。

ウェルキッズフォトを利用した後の変化

――ウェルキッズフォトを利用してからの変化としては、先ほどおっしゃっていた通り、購入数が増えたところでしょうか?

齋藤:最初の1年は私がメインで撮っていましたが、写真担当になるくらいたくさん撮っていましたね。管理画面の購入履歴で購入枚数の多い順などで表示されるので、この写真は買われるんだなぁとか、カメラマン目線でどういった写真を撮れば保護者に喜ばれるのだろうと、結構考えましたね。

――もうプロのカメラマンですね。

齋藤:とにかく撮って撮って、撮りまくりました。自分で自分の首を絞めていましたね。
見直した時に、これボケてるな、削除しよう、など…。それが800枚、1000枚とあるんですね。自分で自分の仕事を増やしていました。

――作業量が軽くなったと思いきや、写真撮影に没入したのですね。

齋藤:逆に写真を撮ることが楽しくなっちゃったんですね。他の手間が減ったからですね。

――昔からいらっしゃる職員の方はこれまでの経緯を知っているかと思うのですが、新しい職員の方は昔のイメージが湧かないため、作業が楽になった実感はあまりないですよね。

齋藤:そうですね。最初からシステム使っているので「そういうものなんですねえ」という感じでしょうね。

今後あったら良い機能について

――不満や今後あったら良いなと思う機能はありますか?

齋藤:特に不満はないのですが、こういうのもあったらいいなと思うのは、動画をアップロード出来て、保護者がダウンロードできると良いなと思います。

動画アップロードは既に機能としてありますが、今はアップロードできる上限が小さいんですね。一時期、サーキットブレーカー(部分的ロックダウン)中やコロナ渦で保護者さんが来園できなかった時に、動画をどうやって保護者さんに見せようかなと考えて、動画を分割してウェルキッズフォトにアップロードしていました。
例えば、運動会の競技を撮影した動画を、アップロード容量制限内に収めるために三分割して、アルバム三つ作成してそれぞれにアップしていました。

ウェルキッズフォト上で動画を見られるようになって、保護者の方々に大変喜んでいただけたのですが、今度は「なぜダウンロードができないのか」と意見が出てきたんです。動画がダウンロードまでできていれば、保護者の要望にもこたえられたかなと思います。

――動画を販売できるようになったら、購入する保護者様がいらっしゃると思いますか?

齋藤:いますよ、絶対! 動画も確実に売れると思います。ただスマートフォンなどで動画撮影したものはどうなるかわからないですけど。

――サーキットブレーカー(部分的ロックダウン)中の動画は何を使って撮っていたのですか?

齋藤:ビデオカメラです。2台使って、いろいろな行事、クラスごとなどで撮っています。

――なるべくスマートフォンでは撮影しないようにしているのですか?

齋藤:そうですね、やはり先生方の各個人負担にならないようにしたかったので、動画も私か担当職員の2人で撮っています。カメラマンの次はビデオカメラマンになっていますね(笑)。

――違うテクニックが必要ですね。

齋藤:そうですね、手振れがないようになど、その辺勉強になりました。

――貴重なご意見ありがとうございます。動画機能は現在開発を進めており、アップロードできる本数が増えて、販売できるようになる予定です。リリースした際はぜひお使いください。
(※追記:2023年5月より、アップロードできる本数が増えました)

ウェルキッズフォトのサポートについて

――今まで保護者様から深刻なクレームはなかったという事でしたが、他の反応としては何かありますか?

齋藤:一番多いのは、買い忘れなんですよね。「写真を決済せずにカートに入れたまま年度を過ぎて、アカウントを消されてしまった」とか「卒園したためアカウントを消されました、どうしたらいいでしょうか?」という相談が結構あります。

園としては「それはしょうがないですね」と答えたいところですが、ウェルキッズフォトさんが「すべて対応します」と言ってくれまして、ウェルキッズフォトさんは素晴らしいなと思いました。
私は断ろうと思っていたのですが、ウェルキッズフォトさんが保護者とやり取りしてくださるということで、丸投げして対応していただいています。

ウェルキッズフォトを勧めたい園

――ウェルキッズフォトをどんな園にお勧めしたいですか?

齋藤:今、販売サイトを使っていない園ってあるのですかね?

――私が知る限りですと、シンガポールのローカル校やインターナショナルスクールでは、連絡やコミュニケーションなどは全部アプリサービスを利用していて、写真は無料配布や月額料金でダウンロードし放題などのケースがあります。
タイのバンコクなどでは、まだテクノロジーが追い付いておらず、そろそろシステム入れたいと考えている園があるような状況ですね。

齋藤:まだシステムを使っていない園には、ぜひ販売サイトを取り入れてほしいですよね。

ウェルキッズフォトへの要望

――ありがとうございます。その他、ウェルキッズフォトに要望はありますでしょうか?

齋藤:やはり動画ダウンロードの件ですね。あとは、結構前に顔認識ができれば良いなと話をしていました。一つの行事で写真を1000枚アップした時などは保護者が写真を全部見るのが大変なので、子どもの顔を登録しておくと自分の子どもの写真だけに絞られて表示されたら便利ですね、という話をしたことがありまして。
その当時は「顔認識も最近進んでいるので可能性はあります」とウェルキッズフォトさんがおっしゃっていましたね。

――顔認識は保護者サイトの機能に実装されています。園の管理画面には機能がないのですが、保護者様は子どもの顔を登録しておくと検索できるようになっています。

齋藤:あるのですか! 保護者さんの誰からも聞いたことないな…。

――アプリを利用している場合はできますね。ウェブサイトを使っている場合はできないのですが…。他には何かありますか?

齋藤:ピンボケしている写真をはじいてくれると嬉しいです。若干遠くからワンショット撮って、背景はぼけているけど人物がはっきり写っているかはすぐ確認できないので、難しいのですよね。
あからさまなピンボケなどの失敗写真は、アップロードした時点で自動的に削除してくれるとありがたいですね。

――ご意見ありがとうございます。ブレ写真などの検出については、今後AIによるチェック機能が実装される予定です。
他に困っていることなどはありますか?

齋藤:写真販売サイトについては特にないですね。写真の他では、連絡手段や緊急連絡、欠席連絡などで困っていたので、『ウェルキッズ(保育ICTサービス)』を3学期から導入していこうと思っています。

――インタビューは以上です。本日はありがとうございました。

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