WEL-KIDS PHOTO導入事例インタビュー「綾瀬いずみ保育園」後編

綾瀬いずみ保育園の園長先生と主任の澤山先生にお話を伺ったインタビューの後編となります。

写真サービスの選び方のポイントを伺った前回に続き、今回は普段のウェルキッズフォトの使い方やカメラマンについて詳しくうかがいました。

WEL-KIDS PHOTOを使うときに気を付けていること

―― 写真をアップロードする時に気を付けていることはありますか?

澤山先生:保護者の方が見るときのことを考えて、鼻水が出ていたり後ろにお着替え中の子が写り込むなどしないように、また、園児をバランスよく撮影しているかも意識しています。現在はコロナ禍で行っていませんが、普段は一日の様子を玄関にてスライドショーにしています。アップロードする写真はスライドショーに使用する写真以上に気を付けて確認しています。

――お迎え時のスライドショーとは違い、アップロードした写真だとじっくりと写真を見られることになりますので気を付けたいところですよね。

園長先生:うちの保育士の皆さんは穏やかな保育をしてくださっているのですが、写真では実際とは違う見え方をしたりして、時には誤解を招くおそれがある映りをするものがあります。そのため、現場の先生の判断でのアップロードはしていません。一回フォルダに入れてもらって、そこで私が見てアップロードしています。

――その運用であれば動画もうまくできるかもしれないですね。動画をフォルダに入れてチェックをした後に管理サイトからアップロードするということができますので。

園長先生・澤山先生:すごい!動画の腕を磨いておきます。

――学童と保育園でアカウントを使い分けなさっていますが、不便などありませんか?

園長先生:特に不便はないです。最初のころはよくアカウントを間違えて、学童のほうに保育園のログイン情報を入れてしまったりしましたが、今はそのようなことも無くなりました。先日、5月の誕生会のところに6月の写真を入れてしまうことがあったのですが、同じアカウントで運用するとこういったことが起こりやすくなるので、逆にアカウントが一つじゃないほうがシンプルでわかりやすいです。

――きちんとログアウトした後に、別アカウントに入るということですね。今後もなにかご不満な点がありましたらご連絡ください。

カメラマンについて

―― 今までに来たカメラマンで、このカメラマンはちょっと…ということはありましたか?

澤山先生:1回、ありました。3~4年前に来てくださった方で、当園での撮影は初めてと仰っていました。その方は、腕の良し悪しではなくて、間の取り方が悪いなと感じました。保育園での撮影は集合写真など子どもたちを引き付けなければいけない場面もあると思いますが、その時は撮影の際にも声をかけずに撮られていました。

―― 保育園での撮影に慣れていなかったということですね。逆に、このカメラマンは良いなと思った方はいましたか?

澤山先生:いつもはほぼ決まった方がいらしていて、行事ごとにプログラムをお渡しするだけで、あとは完全にお任せしています。ここには立たないでくださいとかそういうことも、何も言わなくても分かってくださっている方です。

お客様第一の写真撮影

――基本的にはスマホで写真を撮られていることが多いのですか?

澤山先生:デジカメと、スマートフォンを併用しています。スマホは2台、デジカメは4台程充電して使い続けています。

――デジカメとスマホの使い分けはどうされていますか?

園長先生:主にスマホはインスタ用、デジカメはスライドショー用にしていました。

澤山先生:玄関でスライドショーを流しているときは、SDカードを使っていたので主にデジカメで撮影していました。今はスライドショーを実施していないので、どちらで撮影しても良くなっています。

スマホとデジカメでは、保育士によって使い勝手に違いがあるようです。スマホの方が色鮮やかで持ちやすいし慣れているという方はスマホを活用しています。そのスマホが無いときはデジカメを持って行ったりしているので、これでなければ使いづらいということはないです。

制作や運動遊び、水遊び、大きい行事ももちろんですが、本当に日々毎日必ずどこかのクラスにカメラを持って行っている状態です。撮り方一つとっても、課題がたくさんあるんです。「この子シャツ出てるよ」とか「背景が雑然としているよ」というのをみんなで声をかけ合って撮影しています。

写真は、記念となる大切なものなので、きちんとしたものを提供することで保護者の方にも喜ばれると思っています。この法人にはお客様第一という方針がありますので、そういったところはしっかり意識して、現場の職員と共有して撮り方に気を付けています。玄関のスライドショーも、保護者の方に「伝えたい」というところから始めました。

情報発信も”お客様第一”

――日々の子どもたちの様子を伝えるという点で、園からの情報発信はどのようにされていますか?

澤山先生:園だより、クラスだよりの他、Instagramも運営していますし、ホームページなどそういったところから日々の情報を発信しています。

園長先生:私の感覚になりますが、子どもの遊ぶ表情や日々の様子をリアルタイムで伝えることがとても大事じゃないかなと思っています。スライドショーも、今日こんなことしたというのがすぐにわかったら保護者の方も喜ぶんじゃないかなというところから、日々の保育園の情報発信の一環として始めました。これはウェルキッズフォトに載せて購入していただけますよということで、保護者の方にご案内しています。

澤山先生:この保育園は1年目からずっとそういった形でやっていました。子どもから目を離さないということは一番大切なことですし、子どもたちを見ることに力を注ぎたいというのは、保護者の方も安心されるのではないかと思っています。

1か月に600枚の写真を撮影

――ここまで頻繁に先生方に写真を撮っていただけるケースは珍しいです。すごい頻度ですよね。

澤山先生:園全体で、1か月に600枚ほどになります。

私たちがかわいいと思う表情と保護者の方が思い出として残しておきたい表情は違うかもしれないと考えると、写真がピンボケしていない限り、全部アップロードしておきたいです。

――写真は何枚撮るなどのルールはありますか?

澤山先生:撮影枚数のルールはありません。消去することはできますが増やすことはできないので、撮れるだけ撮っておこうと取り組んでいます。

引き渡し訓練などの本当に小さな行事から、これは何か分かるかなという写真まで何枚も撮ります。誕生会も、毎回カメラを3台くらい使って違ったところから保育士が撮っています。斜めから、前から、真正面から…といくつもあるので、保護者の方が見て雰囲気が伝わるようにしています。

――そういった中で、ウェルキッズフォトに写真が残っているのが卒業アルバムの制作をする上で重要で、無くなると大変になってしまうということですね。

園長先生:無くなってしまうと大変です。
先生の写真はもちろんですが、やっぱりカメラマンの方に撮っていただいた写真は、私たちが撮ったものとは全然違います。

――カメラマンの写真は綺麗ですが、写真を見たときの距離感は先生方が撮った写真のほうが近いのではないですか?

園長先生:アングルや距離感はセンスだと思います。先生方には、帽子のゴムが変にならないようにとか、集合写真のときはつば上げてとか色々伝えています。バスの中で写真を撮っていても、明るい写真の中に暗い写真もありますよね。それが自分の子の写真だったら、保護者の方はきっと「うちの子だけどうして顔が暗いのかな」と撮影の際に気付いてほしいと思われるでしょう。自分で撮影していても、子どもの帽子が傾いていたらきちんと直してほしいと思うので、先生方にも意識してもらっています。

普段来ていただいているカメラマンの方も、子どもたちに「こっちだよー」と明るく接してくださるので、子どもたちが緊張した表情になることはないです。卒園式や生活発表会でも鮮明で生き生きとした表情をたくさん撮ってくださっていて、行事中で保育士がなかなか対応できない中でも良い写真がいっぱい形に残っています。

――先生方の撮影だけでなく、カメラマン撮影でも自然体の子どもたちの姿が写真となって残っているのですね。今後もぜひウェルキッズフォトを活用して、思い出に残る写真をたくさん撮っていただきたいと思います。本日は、ありがとうございました。

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