こんにちは。「ウェルキッズフォト」ライターチームです。
保育園の写真サイズはまちまちであり、整理に困る先生も少なくありません。保育園側としてアドバイスできるよう、整理にかかる手間や時間を減らす方法は把握しておきたいところです。
本記事では保育園での写真整理について、困りやすいポイントやその理由、整理することのメリットやデメリット、負担を減らす方法を紹介します。
園の写真担当者さん必見!
写真で失敗しないチェックリストを無料ダウンロード
目次
保育園で写真整理に困る2つの理由
保育園では遠足や発表会など、年間を通じてさまざまな行事が行われます。そんな大切な瞬間の様子を残せる写真。しかし、保育園で撮影した写真の整理に困るという先生も少なくありません。写真の整理に困る理由として、次の2つの理由が挙げられます。
- 異なるサイズの写真が存在する
- 単純に写真の枚数が多い
ここでは、それぞれの詳しい内容について解説します。
1.異なるサイズの写真が存在する
保育園でプリントした写真の整理に困る大きな理由に、写真のサイズがまちまちであることが挙げられます。多くの写真は標準的な「L判(127mm×89mm)」で販売されます。
しかし、集合写真などはL判の2倍の大きさとなる「2L判(127mm×178mm)」でプリントされるケースも多く、一般的なポケット付きのアルバムには収まりません。その結果として、写真を購入した際の封筒に入ったままになっているケースもあります。
また、写真データについても、デジカメやスマホなど使った機材や機種によっても画像のサイズや解像度さらにはファイルの形式などが異なるため、注意が必要です。
2.単純に写真の枚数が多い
単純に写真の枚数が多い点も、写真の整理に困る理由の1つです。いつの間にか大量の写真が溜まってしまい、どこから手をつけたらいいのか分からなくなるケースもあります。また、整理の際には、ブレていたり見切れてしまった写真を除いたり、似た写真が多すぎる場合に選別するなどの作業もおこなうため、時間が掛かってしまう点も整理を難しくする要因の1つです。
保育園の写真を整理する3つのメリット
手間と時間をかけてでも写真を整理するメリットとして、次の3つが挙げられます。
- 必要な写真を探しやすい
- 子どもたちの成長を保護者の方々に伝えることができる
- 当時の感情を思い出せる
ここでは、メリットごとの詳しい内容についてみていきましょう。
1.必要な写真を探しやすい
イベント毎や新入園児を迎える毎に写真の数が増えていきます。そのため、必要な写真やデータがどこにあるのか分からなくなるケースも少なくありません。しかし、日頃から整理することで、園だよりや卒園アルバムなどの写真が必要となる場面で探しやすくなります。
また、スマホやデジカメなどで撮影した写真は、ストレージサービスやパソコン、ハードディスクなどで保管するのが一般的です。これらで保管する際も「年や月」や「イベント毎」というように、フォルダ分けするとより管理しやすくなるでしょう。
2.子どもたちの成長を保護者の方々に伝えることができる
写真を整理する際、時系列にまとめておくことで保護者の方々に子どもたちの成長を感じてもらいやすくなります。保育園の場合、一番長いお子さんは6年間にわたって通います。
普段の家事や仕事などで忙しい保護者にとって、保育園での写真は子どもたちの成長を知る貴重な材料です。1枚1枚の写真を見ていくだけでも成長の段階を知れるよう、写真を時系列で並べたり、コメントをメモで残したりといった整理の方法を意識してみてください。
3.当時の感情を思い出せる
保育園における写真を整理することで、あとから振り返ったときにその日の状況や感情などがよみがえりやすくなります。
さらに、写真にあわせてコメントやメモなどをこまかく残しておくと、保育士もその日の状況をより鮮明に思い出しやすくなるでしょう。特に、卒園アルバムや園だよりなどを作成する際の写真選びの場面で役立ちます。
保育園の写真を整理する2つのデメリット
多くのメリットがある写真の整理ですが、いくつかのデメリットがあるのも事実です。主なデメリットとして次の2つが挙げられます。
- 整理に手間と時間がかかる
- アルバムなどの購入に費用がかかる
これから写真の整理に取り掛かる場合は、メリットとデメリットのいずれも正しく理解したうえで進める必要があります。ここでは、詳しい内容についてみていきましょう。
1.整理に手間と時間がかかる
時系列にまとめたり、データの保管先を分けたりなど、保育園の写真の整理にはそれだけの手間と時間がかかるのも事実です。また、普段からこまめに整理する必要があり、場合によっては保育士の大きな負担にもなりかねません。
しかし、手間や時間をかけた分だけ、写真に対する思い入れは強くなります。さらに、後の写真を使用する際のことを考えれば、普段からの整理が大きな効果を発揮するでしょう。
2.アルバムなどの購入に費用がかかる
写真を収めておくためのアルバムの購入費用などがかかる点もデメリットといえます。また、ストレージサービスなどを利用してデータとして保存する場合も、月額の利用料が発生するケースも少なくありません。
ただし、目先の費用だけでなく整理にかかる手間や時間も考慮すれば、実は安価となる場合もあります。費用対効果を考慮しながら保存の方法を検討してみてください。
保育園の写真整理の負担を減らす3つの方法
前述の通り、普段の保育業務の合間で写真を整理するには、それなりの負担を要します。保育士の負担を少しでも減らせる方法として、次の3つが挙げられます。
- フリー台紙のアルバムを使って整理する
- ジャバラファイルを利用する
- 写真販売サービスを導入する
また、いずれも保育園だけでなく、写真を購入する保護者にとってもメリットとなりうる内容です。ここでは、上記3点それぞれについて解説します。
1.フリー台紙のアルバムを使って整理する
ポケットタイプのように写真サイズも選ばない「フリー台紙」のアルバムであれば、好きなレイアウトで自由に保存できます。1冊のアルバムにL判やL2判も一緒に収められるため、時系列で写真を並べやすい点も大きな特徴です。
また、写真にあわせたコメントやメモ、デコレーションなども自由にできるため、必要な写真を探しやすいのもメリットといえます。
2.ジャバラファイルを利用する
山折りと谷折りを繰り返した構造の「ジャバラファイル」もさまざまなサイズの写真の保存におすすめです。
また、手紙やメモを入れたり、インデックスを付けたりなど時系列やイベント毎に仕分けやすいのもジャバラファイルの大きな特徴といえます。さらに、フリー台紙のアルバムで写真を整理する前の一時保存先としても使えるでしょう。
3.写真販売サービスを導入する
写真販売サービスとは、Webサイトやアプリを利用して写真を展示・販売する方法のことです。イベントやクラス毎の整理がしやすいよう各社さまざまな機能を用意しています。
また、クラウドサービスであるケースが多く、場所や容量を気にせず写真を保管できる点も写真販売サービスを導入する大きなメリットです。子どもたちの何気ない日常やイベントなどを撮影した写真を確認・購入などできる写真販売サービスについては次の記事で詳しく解説しています。
写真販売サービスのメリット・デメリット、サービスの選び方はこちらを参考にしてみてください。
参考:保育園の写真販売サービスとは?展示販売との比較やサービスの選び方も解説
写真販売サービスを利用して保育園と保護者の利便性を高めよう
保育園における写真整理は、保育園にとって多くのメリットがあります。また、整理の際は時系列に並べたり、コメントを残したりすることで子どもたちの成長やイベントの思い出を思い返しやすくなります。
ただし、写真の整理には多くの手間と時間を要するのも事実です。そこで、今回ご紹介した写真整理の負担を減らす方法を利用し、利便性を高められるように工夫を凝らしてみてください。
整理方法の1つとして、写真販売サービスの利用をおすすめします。写真整理は保育園にとって大きな負担となる業務です。保育園向け写真販売サービスを利用すると、撮影した写真の管理や配送まで幅広い範囲をお任せできます。
なお、写真販売サービスの「ウェルキッズフォト」は、数ある保育園・幼稚園向けの写真販売サービスの中でも、他社にはないいくつかの強みがあります。
- 園での作業は写真公開のみ、集金・現像・配送や保護者からのお問い合わせ対応はウェルキッズフォトにお任せください。
- 初期費用は不要で月額の利用料もかかりません。
- 写真の公開は最長で1年かつその間の値上がりもありません。
- 最短当日から利用開始できます。利用準備にも時間がかかりません。