こんにちは。「ウェルキッズフォト」ライターチームです。
保育園の夏祭りは、子どもたちが楽しみにしている夏のメイン行事です。夏ならではのゲームや出店、出し物はお祭り気分を盛り上げてくれます。
本記事では、保育園の夏祭りに大切なねらいや準備について解説します。おすすめゲームや出店など、あわせて参考にしてください。
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目次
保育園の夏祭り3つのねらい
夏祭りの開催は、保育園で夏におこなわれる一大イベントです。保育園の夏祭りには「伝統のある季節行事や夏の風物詩に親しむこと」「保護者や友だちと触れ合うこと」「夏ならではの遊びや祭りを楽しむこと」という3つのねらいがあります。また、地域の特色を夏祭りに取り入れることで、地域とのつながりを深めることも可能です。
ねらいを踏まえたうえで、子どもたちにとって体験する機会の少ないお祭りの思い出をより良いものにできるよう、内容を検討することが大切です。日本の伝統文化に触れながら、友達同士や親子でいつもとは違った体験ができることにより、さらに仲を深めることになるでしょう。
保育園の夏祭りのねらいについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
参考:保育園における夏祭りのねらいや出し物、注意点を詳しく解説!
保育園の夏祭り準備│5つのステップ
保育園の夏祭りをスムーズに進めるための事前準備には、大きく分けると次のような5つのステップがあります。
- ステップ1.夏祭りのテーマを決定する
- ステップ2.具体的な内容を決めていく
- ステップ3.当日のスケジュールを作成する
- ステップ4.保護者にお知らせする
- ステップ5.夏祭りの装飾を製作する
それぞれどのように準備をしていけばいいのか、詳しくチェックしていきましょう。
ステップ1.夏祭りのテーマを決定する
はじめに、夏祭りのおおまかなテーマやコンセプトをどうするのか決定します。夏祭りのテーマには「縁日」「七夕」「お盆」などの夏らしいものがおすすめです。たとえば縁日であればおみこしを作ったり、装飾をそれらしくしたりと、テーマに合った雰囲気が出せるように決めていけます。
七夕ならば笹や七夕飾りを用意し、願い事を短冊に書けるようにするといいでしょう。お盆をテーマに決めた場合には、目玉イベントとして盆踊りを取り入れるのがおすすめです。
ステップ2.具体的な内容を決めていく
次に、ゲームや出店などのお祭りの具体的な内容を決定していきます。夏祭りの目玉イベントはどうするのか、ゲームや製作あそびコーナーなどの当日の出店はどのようなものにするのか、園内をどのように飾り付けすると夏祭りらしい雰囲気が出せるのかなど、細かな部分を決めていきましょう。
もしも夏祭りで食品を取り扱う際は、この段階から注意しておくべきポイントがあります。園によっては食品提供NGの規定があるため、食品が提供できるのかを提供方法など含めて事前に確認し、許可を得ておきましょう。
イベント時の食品の取り扱いについては、自治体で規定されているケースがあるため、そちらも確認しておきます。必要であれば許可を申請しましょう。
食品が提供できることになったら、園児のアレルギーの有無についても確認しておき、配慮をするようにしてください。
ステップ3.当日のスケジュールを作成する
開催日をいつにするのかや当日の細かなスケジュールを決定していきます。野外で開催する場合は雨天時のことも見越して、臨時開催日を設定しておくのがおすすめです。臨時開催日を設定しない場合は、準備しておいた出し物を屋内でもできるのかどうかやその場合のスケジュールなど、雨天時の対応を確認しておきましょう。
決めておくべきタイムスケジュールは、以下のとおりです。
- 開催日
- 当日の準備開始時刻
- 保育士や夏祭りの出店を手伝ってもらえる保護者の方が集合する時刻
- 夏祭りの開始時刻や昼食タイム、終了時刻
- 目玉イベントの開催時刻
スケジュールが作成できたら、夏祭りの開催日や開始時刻、駐車場の案内、注意点などを記載したしおりやプログラムを用意しましょう。
ステップ4.保護者にお知らせする
続いて、夏祭りの詳細をお便りや招待状などで保護者にお知らせします。保育園の出入り口にポスターを貼っておくのもおすすめです。
保護者の方にお知らせする内容は、開催日時や場所、駐車場の案内、内容、目玉イベントなどがあります。保護者間の役割分担を確認したり、有志参加型の場合は出欠確認をとったりしましょう。出し物や出店を保護者の方と一緒におこなう場合には、アンケートや有志の方の募集などを事前にしておくことをおすすめします。
ステップ5.夏祭りの装飾を製作する
当日になるまでに作っておくべき、夏祭りを意識した装飾品や出店の看板などのアイテムを用意しましょう。うちわや提灯、のぼり旗、はっぴなどを入手できれば、よりお祭り気分を盛り上げられます。本物が手に入らない場合には、お祭りや夏らしい雰囲気が出せるように画用紙などで製作するといいでしょう。
「〇〇保育園夏祭り」などと書かれた看板や出店の看板も用意します。看板の材料は段ボールや画用紙、模造紙などで製作可能です。おみこしを用意する場合には、それも段ボールなどで作りましょう。
大がかりなものは保育士が作成するようにしたうえで、日ごろの取り組みの一環として園児が作成したものを装飾に使うのもおすすめです。準備を手伝うことにより、園児たちに「お祭りに参加した」という意識が生まれます。
夏祭り気分を盛り上げる3つの出し物
夏祭り気分を盛り上げられるおすすめの出し物には、「盆踊り」「おみこし」「フォトスペース」などがあります。
これらのうち、盆踊りやおみこしは夏祭りの定番です。また、フォトスペースは思い出をきれいに残しておけるようにできるものとして、保護者の方に喜んでもらえるでしょう。
保育園の夏祭りの出し物について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
参考:保育園の夏祭りにおすすめの出し物10選!子どもが喜ぶ出店も紹介
1.盆踊り
盆踊りは、子どもや保護者、職員もみんなが一体となって楽しめる出し物です。定番の盆踊りの歌だけではなく、アンパンマン音頭などの子どもも楽しめるような盆踊り用の歌もさまざまなものが用意されています。
盆踊りではなくカジュアルなダンスにしてもいいため、その時々で流行っているダンスを工夫して盛り込むのもおすすめです。たくさんの選択肢があるため、盛り上がってもらえそうなものをうまく選択しましょう。
2.おみこし
おみこしがあると、夏祭り気分を一段と盛り上げられます。手作りでおみこしを用意する場合には、段ボールや画用紙などで製作するのがおすすめです。
段ボールを使っておみこしを作れば、子どもが担げるように軽めのものが作れます。また、段ボールならば子どもが主体となっておみこし製作を進めていくことも可能です。大掛かりな製作物のため大変ですが、その分協力し合って作り上げることに達成感を味わえます。
飾り付けのみを子どもたちにしてもらうのもおすすめです。
3.フォトスペース
フォトスペースも夏祭り気分を盛り上げるおすすめの出し物です。保護者向けの出し物であり、職員が提供することが多いです。写真撮影時に映える背景として使えるように、夏らしい装飾で飾り付けたパネルを用意します。
当日写真撮影を担当する職員のスケジュールもあわせて決めておきましょう。写真撮影の対応のために1人、並んでいる列の整理係に1名など、対応する人数もあわせて確認します。
夏祭りのおすすめゲーム3選!準備物と作り方
夏祭りを盛り上げてくれるゲームには、「魚釣りゲーム」「的当てゲーム」「ボーリングゲーム」などがおすすめです。ゲームの成績次第で渡せるような景品を用意しておくと、とくに盛り上がります。
なお、ゲームで使うものや景品などは、子どもが誤飲しないような大きさのものを使用することに注意して、用意するようにしましょう。
1.魚釣りゲーム
魚釣りゲームや金魚すくいゲームは夏祭りの屋台の定番です。子どもたちが主体で製作しても手作りが可能なもののため、クラスごとの出し物としてもおすすめでしょう。
たとえば、魚釣りゲームはモールを魚のようにねじって形作れば、あとはすくいやすくなるように少しカーブさせたり釣り竿の代わりになる曲がるストローの先を少し短く切るだけでできあがります。
2.的あてゲーム
的当てゲームも簡単に作れて子どもたちが楽しく遊べるものとしておすすめです。牛乳パックやペットボトル、トイレットペーパーの芯などで的になるものを作れば、あとはボールや丸めた新聞紙などで的に向かって投げるだけで遊べます。
また、同様に的を作って輪ゴムを使って狙いを定める「射的ゲーム」として遊ぶのもおすすめです。
3.ボーリングゲーム
ボーリングゲームも用意しやすいうえに、シンプルなルールで幅広い年齢の子どもが楽しめるおすすめの遊びです。ボーリングのピンとして紙コップやペットボトルを、ピンを倒すのは保育園でいつも使っているボールを活用すれば、すぐに用意できます。ボールを転がしてうまくピンを倒せるように、ピンの大きさにあわせてボールの大きさも変化させましょう。
ゲームを盛り上げる景品も手作りしてみよう
ゲームを盛り上げる景品も手作りできます。景品には、簡単に作れるメダルや腕輪などが用意しやすいでしょう。
メダルの景品は、折り紙などをメダルの形にしたあとで、首にかけられるようにリボンをつければできあがります。また、缶バッジにリボンをつけてメダルを作るのもおすすめです。定番ではあるものの、とても喜ばれる景品になるでしょう。
保育園の夏祭りにおすすめ3つの出店
保育園の夏祭りにおすすめの出店には、「かき氷屋さん」「お面屋さん」「ヨーヨー釣り屋さん」などがあります。これらのような出店は用意するのが比較的簡単なうえに、子どもたちにも喜んでもらえるため、保育園の夏祭りでの定番です。
それでは、夏祭りを盛り上げる出店についてチェックしていきましょう。
保育園の夏祭りの出店の種類などを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
参考:保育園の夏祭りにおすすめの出店!注意するポイントも紹介
1.かき氷屋さん
かき氷屋さんは暑い夏にはぴったりの出店です。このほか、フランクフルトやポップコーンといった簡単に用意ができる食べ物屋さんもおすすめします。
ただし、食品を扱う際にはアレルギーや食中毒に注意が必要です。アレルギーがある園児がいないかや賞味期限は切れていないか、衛生面に配慮できているかチェックします。フランクフルトは食べながら走って転ぶなどすると串が危険なため、提供する場合は安全面に気を配りましょう。
2.お面屋さん
キャラクターが描かれていたり動物やオリジナルデザインのお面屋さんもおすすめです。購入してくるのもよいですが、お面は手作りのものでも喜んでもらえます。
画用紙や輪ゴムなどを使って製作できるため、すぐに手に入る材料で作れて手軽です。複数のサイズを作ったり、ゴムを使って多少の調整が効くようにしておくといいでしょう。
3.ヨーヨー釣り
ヨーヨー釣りも保育園の夏祭りにおすすめの出店のひとつです。日本の夏ならではの遊びを子どもたちが体験できるという点でもぴったりだといえます。
市販のヨーヨーセットを用意しても、ヨーヨー風船のみを購入して釣り紐の部分をティッシュやキッチンペーパーをねじるなどして用意してもいいでしょう。子どもたちが遊びやすいよう、難易度を下げるためにストローや紐などで釣り糸を作るのもおすすめです。
工夫をこらして思い出に残る夏祭りを
夏祭りは、保育園で夏におこなわれる一大イベントとして人気の高い行事です。子どもの誤飲やケガといったトラブルに配慮しつつ、工夫をこらして思い出に残る夏祭りを開催しましょう。
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