お写真担当の先生必見!保育園での写真撮影のコツを分かりやすく解説!

こんにちは。「ウェルキッズフォト」ライターチームです。

保育園では、子どもたちの日常生活やイベント開催の様子を写真に撮る機会が多くあります。写真の撮り方でお困りの先生や、もっと上手に撮りたいと考えている先生も多くいらっしゃることでしょう。

この記事では、保育園での写真撮影に悩んでいる先生向けに、活動中の子どもたちや集合写真を撮るコツをご紹介します。

保護者は子どもたちの日常や自然な表情も見たい

保護者の方は、園でのイベント写真以外にも子どもたちの日常生活を見たいと思っています。

写真サービス「ウェルキッズフォト」を利用している保護者の方に、子どもたちのどんな写真が欲しいかのアンケートをとりました。

子どもが楽しそうにしている写真やお友だちと仲良くしている写真の他、普段見られない日常写真など、自然な表情を求める保護者の方も多くいらっしゃいます。

カメラ目線でポーズを撮っている写真以外にも、自由に遊んでいる姿を撮ってみましょう。

※ウェルキッズフォト利用中の保護者を対象とした「お客様満足度アンケート」より(2024年5月15~2024年6月30日調査、回答3841名)

なお、園の写真について保護者が感じていることをまとめたアンケート調査レポートをご用意しております。無料ダウンロードいただけますので、ぜひ参考にしてみてください。

子どもの写真を上手に撮るコツ

保育園の活動の中で、さまざまなシーンにおいて子どもたちを撮影することがあると思います。以下ではシーン別に、子どもたちを上手に撮るコツをご紹介します。

活動中の写真を撮るコツ

まずは保育園での活動シーンを撮るコツをご紹介します。

レンズを拭いてから撮影する

撮影する前には、乾いたティッシュや柔らかい布などでカメラのレンズを拭いておきましょう。

ウェットティッシュや濡れた布で拭くと、レンズに水垢がついて、モヤかかった写真になってしまうので注意しましょう。

明るい場所で撮る

きれいに写真を撮るためには、光を取り込むことが大切です。

周りが暗いとカメラのシャッタースピードが遅くなり、手ブレや被写体ブレしやすくなります。

そのため、室内で撮るときは電気をつけたり、窓から光をとりいれたり、明るさを調整しましょう。また、窓から強い直射日光が差す場合は、逆光になって写真が暗くなってしまうので、白いカーテンをひくと室内が明るくなります。

子どもの目線に合わせて撮る

大人と子どもでは身長差があるため、立って撮影すると、子どもを上から見下ろした構図になり、子どもの手元・足元や表情が隠れがちになってしまいます。

子どもの表情をよく捉えるためには、しゃがんだり、床に伏せたりして、カメラを子どもの目線の高さに合わせることがコツです。

子どもと一緒に遊びながら自然な姿を撮る

子どもたちの写真を見返してみると、いつもカメラ目線で同じ笑顔や同じポーズになっていませんか?

先生も子どもたちと一緒に遊びながら、子どもたちがカメラを意識していない瞬間を狙って撮ってみましょう。より生き生きとした自然な表情をしている写真を残せるかもしれません。

動いている子どもは、同じ速度に合わせて撮る

かけっこなどで走り回っている子どもたちを撮るときは、一緒の方向にむかって動きながら撮るのがコツです。動いている子どもと常に同じ距離を保つように撮ると、カメラのピントが合いやすくなり、ブレを軽減できます。

また、多少のブレは躍動感にもつながるので、気軽にたくさん撮ってみましょう。

笑顔で撮る

先生が真剣な顔をしていると、子どもたちも緊張してしまいます。また、「笑って」と声かけをすると、子どもたちも作り笑いになりがちです。

そのため、先生も楽しい気持ちで子どもたちに笑顔を向けてみましょう。先生が明るい笑顔を見せれば、子どもたちもつられて自然な笑顔になりやすくなります。

連写機能を使う

運動会などで動いている子どもたちの大事な一瞬を逃したくないときは、カメラの連写(連続撮影)機能を活用しましょう。

撮りたいシーンの少し前からシャッターを押しておくと、自動で連続撮影できます。後でゆっくり確認して、ベストショットを選びましょう。

気にせずにたくさん撮る

「上手に撮らないといけない」「シャッターチャンスを逃してはいけない」という思いに固執してしまうと、プレッシャーや負担になり、逆に上手く撮れなくなってしまいます。

写真は、先生が楽しみながら撮ることが一番大切です。ブレたり失敗しても気にせず、気軽にたくさん撮りましょう。

真剣に取り組んでいる姿を撮る

笑顔で楽しそうに遊んでいる写真の他に、真剣な表情で夢中になって活動に取り組んでいる姿も撮ってみましょう。

表情のバリエーションをたくさん撮ることもコツのひとつです。

撮った写真を子どもたちと一緒に確認する

撮った写真は、子どもたちと一緒に確認することもおすすめです。

「この時は楽しかったね」「これを頑張っていたね」など、思い出をふりかえりながら、子どもたちをたくさん褒めてみてください。

子どもたちは自分の頑張りや成長を褒められることで、「もっと頑張ってみよう」「自分はできる」と自信がつき、自己肯定感の向上にもつながります。

集合写真を撮るコツ

以下では集合写真を撮るコツをご紹介します。

バランス良く並ぶ

集合している先生・子どもたち全員の顔が見えるように、バランスよく並びましょう。

複数列に並んで撮る場合は、最前列の人数が一番多く、後ろの列は前の列より人数が少なく、台形になるようなイメージで並ぶと、バランス良い写真になります。

また、写真をプリントするときに端が切れることを考慮して、上下左右には余裕を持たせて撮りましょう。

望遠で撮る

広角モード・広角レンズで写真を撮ると、写真は端にいくにつれてゆがんでいきます。遠近感が強調されたダイナミックな写真になりますが、端に立っている人物は延ばされたように写り、不自然に見えます。

そのため、集合写真は望遠モード・望遠レンズで撮りましょう。

アスペクト比「3:2」または「4:3」で撮る

カメラで写真を撮影する前に、アスペクト比(縦横比)の設定を確認しておきましょう。可能なら「3:2」または「4:3」に設定しておきましょう。

なお、アスペクト比「16:9」のカメラでは、写真をプリントすると左右が見切れるため、できるだけ人物を中央に寄せて、左右に余裕を持たせて撮りましょう。

また、アスペクト比が「1:1」のカメラでは、写真をプリントすると上下が見切れるため、なるべく上下に余裕を持たせて撮りましょう。

子どもの注目を集める声かけ

子どもたちが興味を引くような声かけをしましょう。

「みんなこっち見て」「写真とるよ」など、よく使われる声かけは、子どもたちが飽きてしまい、カメラのほうを向かなくなることもあります。

「ここにあるのは何かな?」「○○が出たら教えてね!」など、子どもたちがカメラのほうに集中するような声かけがおすすめです。

写真撮影の合言葉は「い」の行

「い」を発音すると、自然と口角があがり、笑顔のように見えます。そのため、写真を撮るときの合言葉は「い」の行で終わる単語にしましょう。

定番の掛け声として「1+1は?」「2!」がありますが、子どもたちに分かりやすい「おにぎり」「かき」「あし」などもおすすめです。

おすましポーズや決めポーズを撮る

集合写真らしいおすましポーズで撮る他に、バリエーションの一つとして楽しそうな決めポーズも撮ってみましょう。

腕を伸ばしたり、Vサインをしたり、変顔をしたりの個性豊かな子どもたちの姿は楽しい思い出になります。

子どもたちが楽しい気分で撮影にのぞめるようにする

いざ撮影の時間になると、不機嫌になったり泣いてしまったりする子もいるかもしれません。

撮影場所の空間を飾る、撮影のあとのお楽しみを用意するなど、子どもたちができるだけ楽しい気分で撮影にのぞめるように工夫してみましょう。

撮影にかかる時間をなるべく短くする

子どもたちを長時間集中させることは、なかなか難しいものです。整列から撮影までに時間がかかると、子どもたちは疲れてしまったり、遊び出したり、カメラのほうを向いてくれないかもしれません。

あらかじめ並び方や声のかけ方などを決めておき、撮影する際はテキパキ動けるように準備しておくと良いでしょう。

子どもの写真を撮るときの注意点

以下では写真撮影における注意点について解説します。

安全に気をつける

年齢が小さい子どもは動きが不安定で転びやすいので、安全に気を付けて撮影しましょう。

また、年齢が上がると運動能力が成長して、走ったりジャンプしたり、力強い動きができるようになります。子どもが不安定な体勢になっているときに、注意をそらしてしまわないように気を付けましょう。

0歳~1歳児を撮影する場合

カメラに慣れていない子は、カメラの存在に驚いて緊張するかもしれません。先生と一緒に撮ったり、ぬいぐるみや音がでるおもちゃで興味を引いたり、子どもが安心してリラックスできる環境を整えるのも良いでしょう。

2歳以上を撮影する場合

2歳以上になるとお友だちと一緒に遊ぶことも増えてきます。お友だちと一緒にいる様子やグループワークをしている様子を撮りたいですよね。また、かけっこなどのスピード感ある写真もぜひ撮りたいものです。

子どもたちの自然な姿を邪魔しないように、撮影するタイミングに気をつけましょう。

子どもたちの写真は気軽に楽しく撮影しよう

この記事では、保育園で活動している子どもたちや集合写真を撮るコツをご紹介してきました。園での写真撮影の際にぜひ参考にしてみてください。

また、子どもたちの写真撮影で一番大切なのは先生が楽しみながら撮ることです。

しかし、園で写真公開・販売するにあたり、展示用アルバムの作成・注文受付・集金・小分け…など、たくさんの細かい作業が負担になっていることも少なくありません。

そこで、先生がより気軽に写真を撮れるよう、写真販売サービスを利用することをおすすめします。

園向け写真販売サービス「ウェルキッズフォト」は、園の写真販売において先生の手間がかかる部分を代行します。先生は写真を撮ってアップロードするだけで、かんたんに写真販売を始められます。

ウェルキッズフォトは、数ある保育園・幼稚園向けの写真販売サービスの中でも、他社にはないいくつかの強みがあります。

  • 園での作業は写真公開のみ。集金・現像・配送や保護者からのお問い合わせ対応はウェルキッズフォトにお任せください。
  • 初期費用も月額の利用料もかかりません。
  • 写真の販売価格は、業界最安値級から自由に設定いただけます。
  • 写真の公開は最長で1年です。また、その間の値上がりもありません。
  • 最短当日から利用開始できます。利用準備にも時間がかかりません。

写真撮影のコツについてセミナー動画を公開中!

ウェルキッズフォトでは、子どもたちの写真撮影の際にすぐ真似できるテクニックを動画で公開しています。ぜひこちらもご覧ください。

この記事を共有する