こんにちは。「ウェルキッズフォト」ライターチームです。
保育園のクリスマスでは、折り紙や画用紙を使ってさまざまな飾りを作り、クリスマスらしさを演出することが大切です。本記事では、子どもたちが作れる飾りを年齢別に紹介します。子どもたちが作った飾りで保育園を装飾し、思い出に残るクリスマス会を開きましょう。
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目次
クリスマスに向けて飾り付けをしよう
保育園でクリスマス会を行う際は、クリスマスらしい雰囲気を出すと、さらに気分も盛り上がります。クリスマスツリーをはじめ、サンタクロースやトナカイのオーナメントやリースなどがおすすめです。
とくにクリスマスツリーはクリスマス会には欠かせません。ツリーが倒れるのが心配な場合は、折り紙や画用紙で作ったツリーを壁面に飾るとよいでしょう。小さい子どもが多い保育園にとって、とくにおすすめのスタイルです。
壁面に貼ったクリスマスツリーにさまざまなオーナメントで装飾すれば、オリジナリティーあふれるツリーができあがります。
なお、保育園で開催するクリスマス会のねらいや出し物、挨拶などについての詳細は、以下の記事を参考にしてください。
参考:保育園でクリスマス会を行う3つのねらいとおすすめの出し物を紹介
参考:保育園のクリスマス会の挨拶の仕方!イベント前の声かけなども解説
0〜1歳におすすめのクリスマス飾り
0〜1歳の子どもは、ハサミやのりを使って飾りを作るのは難しいでしょう。そこで、事前に準備した制作物にシールを貼るなど工夫をこらして参加できるようにします。ここでは、0〜1歳の子どもでも楽しく作れるおすすめの飾りつけを紹介します。
ペタペタクリスマスツリー
[用意するもの]
- 画用紙
- 折り紙
- 絵の具
- はさみ
- のり
ペタペタクリスマスツリーは、小さい子どもが作るのにぴったりな飾りです。まずは、画用紙で大きめのクリスマスツリーを作り壁面に貼ります。次に、さまざまな色の折り紙で円を作り、その折り紙に子どもの手形や足形をとります。絵の具が乾いたら、折り紙をツリーにバランスよく貼りましょう。
子どもたちは、足や手に塗られた絵の具の感触を楽しみながら参加できます。しかしながら、なかには泣き出す子どももいるかもしれません。無理強いすることなく、楽しみながら作ることがコツです。
どの子どもの手形や足形なのか、あとですぐにわかるように、事前に名前を書いておくことを忘れないようにしてください。
ほかにも子どもたちにシールや制作物を貼ってもらう方法もあります。好きな絵や色のシールを貼り、それぞれのクラスの特色を出しましょう。
足形をつかったトナカイ
[用意するもの]
- 厚紙
- 絵の具
- はさみ
- のり
- たこ糸
足形をつかったトナカイは、上述したペタペタクリスマスツリーと作り方が似ています。まず、厚紙に子どもの足形をとります。そしてトナカイに見立てるように、足形に角や目を描きます。子どもの足形が引き立つように、トナカイ型に厚紙を切ります。
クリスマスツリーのオーナメントに使ったり、子ども全員の足形トナカイをたこ糸でつないで壁に飾ったりとさまざまな使い道が考えられます。
2〜3歳におすすめのクリスマス飾り
2〜3歳の子どもであれば、もう少し複雑な飾りを作ることもできます。ここでは、2〜3歳におすすめのクリスマス飾りを4つ取り上げて紹介します。
紙皿の雪だるま
[用意するもの]
- 色鉛筆
- 紙皿
- シールやフェルトなどの飾り
- はさみ
- のり
- カッター
紙皿の内側部分と外側部分の境目を一部分だけ残しカッターで切り、切り取った真ん中部分を上向きに折り曲げます。上向きに曲げた部分が、雪だるまの頭です。ここまでは、先生が準備しておきます。
次に子どもたちに、雪だるまの顔を色鉛筆で描いてもらいましょう。さらにシールやフェルトで雪だるまをデコレートすれば、子どもオリジナルの雪だるまの完成です。
トイレットペーパーの芯で作るオーナメント
[用意するもの]
- トイレットペーパーやラップの芯
- 目玉シール
- フェルトやモール
- わた
- 色鉛筆
- のり
- ペン
まず、トイレットペーパーの芯を半分に切ります。半分に切った芯に目玉シールやフェルトを貼りサンタやトナカイ、雪だるまを作ります。両面テープを使って壁に貼り付けたり窓際に置いたりと、クリスマスを演出するのに大活躍です。
色とりどりのクリスマスリース
[用意するもの]
- 赤と緑の画用紙
- フェルトやコットンボール
- テープ
- はさみ
- たこ糸
赤の画用紙を斜めに丸めて、はずれないようにテープでとめます。これがクリスマスリースの中心部分です。この中心部分を手でひらたくしながら輪っかを作ります。
次に、緑の画用紙を細長く切り2回折ります。そして片方の部分のみ、ハサミでこまかく切り込みを入れていきます。このパートは難しいので、先生がお手伝いをしてください。
切り込みを入れた緑の画用紙を伸ばしながら、赤の画用紙に巻きつけます。リース本体に、色とりどりのフェルトやコットンボールで装飾してできあがりです。たこ糸をつけ、玄関や窓辺に飾ります。
折り紙と毛糸で作るサンタクロース
[用意するもの]
- 色画用紙
- 毛糸
- 色鉛筆
- のり
- はさみ
画用紙と毛糸で、簡単に可愛らしいサンタクロースを作れます。好きな色の画用紙をはさみでしずく形に切ります。この部分はサンタの顔です。色鉛筆でサンタの目や口を描きます。
次に、白い毛糸にのりをつけ、手のひらで丸く形を整えます。大きいパーツと小さいパーツの2つを作りましょう。大きいパーツはサンタのひげ部分で、小さいパーツは帽子のトップ部分です。バランスを見ながら、毛糸をサンタの顔と帽子の上部分に貼り付けます。
4〜6歳におすすめのクリスマス飾り
4〜6歳の子どもであれば、手先も器用になり、はさみやのりを上手に使うことができます。小さい子どもでは難しい飾りもうまく作れるようになります。ここでは、4〜6歳の子どもが作るのにおすすめの飾りを紹介しましょう。
松ぼっくりを使ったクリスマスツリー
[用意するもの]
- 松ぼっくり
- ビーズやコットンボール、フェルト
- 木工用ボンド
- 工作用ペンキ
松ぼっくり自体をクリスマスツリーに見立て、ビーズやコットンボールでデコレーションします。キラキラしたビーズを用いることで、より華やかに仕上がります。工作用ペンキで松ぼっくりを白やピンクで色づけると、カラフルなツリーになります。
木工用ボンドをお皿などに出しておくと、作業がより簡単です。ビーズなど小さいパーツを使うので、小さい子どもが口に入れないように細心の注意を払いましょう。
画用紙で作る靴下
[用意するもの]
- 赤と白の画用紙
- 毛糸やリボン
- のり
- はさみ
- 穴あけパンチ
- 色鉛筆
- 折り紙
大きめの赤の画用紙を半分に折ります。靴下の形を鉛筆で描きはさみで切り取りましょう。次に、白の画用紙を靴下の口部分の大きさに合うように切り、貼り付けます。
靴下の口部分以外の周りに穴あけパンチで穴をあけ、毛糸やリボンを通していきます。靴下の上部分で毛糸やリボンを結ぶと取っ手となり、クリスマスツリーなどに飾ることもできます。
靴下に色鉛筆で絵を描いたり折り紙で作った星などを飾ったりすると、子どもらしいオリジナリティーあふれる靴下を作れます。とくに、クリスマス会で配るプレゼント入れにおすすめです。
白い靴下を使った雪だるま
[用意するもの]
- 白い靴下
- タコ糸
- はさみ
- 木工用ボンド
- お米や綿
- コットンボールやフェルト
靴下のつま先から5センチほどのところをはさみで裁断します。切った部分をタコ糸で縛り、ひっくり返します。ひっくり返した靴下にお米や綿をいれて、雪だるまの本体を作りましょう。入れるものによって、触った感触が異なり楽しめます。
首のところをタコ糸で縛り、顔部分を作ります。フェルトで帽子を作り顔の上に被せ、フェルトで目や鼻をつくり、木工用ボンドでくっつけたらできあがりです。
白い靴下だけでなく、しま模様の靴下やカラフルな靴下も違った表情の雪だるまになりおすすめです。赤ちゃんの靴下やお父さんの靴下など、異なる大きさの靴下を使うのも楽しいでしょう。
プリンカップを使ったベル
[用意するもの]
- プリンカップやプラスチックカップ
- アルミホイル
- 折り紙
- のり
- はさみ
大きめに切ったアルミホイルの真ん中にプリンカップを置きます。すき間ができないように、きれいにアルミホイルでプリンカップを包みましょう。これがベル部分です。次に、折り紙で星を作り、ベルの本体にのりで貼り付けます。
さらに折り紙でリボンを作り、ベルのトップ部分に飾ったら完成です。折り紙以外にもフェルトやコットンボールを使って装飾してもよいでしょう。
引っかき絵のクリスマスツリー
[用意するもの]
- 画用紙
- クレヨン
- フォークや竹串
画用紙を三角形に切り、クレヨンで色をつけます。色をつける際は、多くの色を使うのがおすすめです。全面に色を塗ったら、その上を黒のクレヨンで塗りつぶしていきます。
黒のクレヨンで塗りつぶした後に、フォークや竹串など先が尖っているもので引っかいていきます。下に塗られた色が現れ、きれいな模様ができ完成です。大きな画用紙を使って、友達といっしょに作るのもおすすめです。
引っかき絵は、完成イメージがわかない子どももいるため、先生が見本を作るとわかりやすいでしょう。
保育園の壁面を飾る製作アイデア3選
通常、保育園の壁面には子どもたちの制作物が飾られていますが、クリスマス会の前には、クリスマス関連のオーナメントを飾り雰囲気を出すのがおすすめです。ここでは、壁面や窓を装飾するのにぴったりな飾りを3つ紹介します。
1.毛糸とストローを使った星
[用意するもの]
- 緑や赤などの毛糸
- 曲がるストロー4本
- テープ
- 木工用ボンド
- はさみ
クリスマスに欠かせない星型のオーナメントですが、ストローを使って簡単に作ることができます。
まず、ストローの下部分を5センチほど切り落とします。次に、毛糸をストローにぐるぐると巻きつけていきます。毛糸の端をテープで止めてから巻いていくと簡単です。毛糸を巻く際は、すき間ができないように注意します。
もう片方の端まで毛糸を巻いたら、ストローに切り込みを入れ毛糸の端を挟みカットします。同じように、4本のストローすべてを毛糸で巻きましょう。
2本のストローを使ってひとつの三角形を作ります。どちらかのストローに切れ込みを入れ、曲がる部分の上のほうの端と端をあわせ1本の棒状にします。ストローの曲がる部分を曲げると、三角形の完成です。重なる部分を木工用ボンドでくっつけます。
残りの2本のストローを使って、同じように三角形を作ります。2つの三角形を上下反対にくっつけると星のオーナメントのできあがりです。
赤や緑、白の毛糸だけでなく、さまざまな色の毛糸を使って星をつくり壁面や窓を飾りましょう。
2.折り紙のリボン
[用意するもの]
- 折り紙
- テープ
- はさみ
折り紙のリボンは、少ない材料で簡単に作れるため、ほかの作業の合間に準備することができます。
まず、柄のついた折り紙と1/4サイズの無地の折り紙を用意します。柄の折り紙を三角形に2回折り、折り目を付け開きます。次に、左右の端を折り紙の真ん中に合わせ折ります。さらに、下部分を端から1/3くらいのところで上に折ります。長方形の形になるように、上部分を下に折り曲げます。
ひっくり返し、長方形のちょうど真ん中あたりを谷折りに、長方形の上と下部分の1/4あたりを山折りにします。きっちりと折り目をつけるのではなく、真ん中あたりをつまむ感じです。これがリボンの本体部分となります。
1/4サイズの無地の折り紙で細長い長方形を作ったら、リボン本体の真ん中あたりに巻きつけ、テープで固定してできあがりです。壁面や窓に飾るだけでなく、プレゼントの包装に使うのもおすすめです。
3.折り紙のプレゼントボックス
[用意するもの]
- 折り紙
折り紙のプレゼントボックスも折り紙だけで作ることができ、おすすめの飾りのひとつです。まずは、折り紙を半分に折り長方形を作ります。折り紙を開いて向きを変え、もう一度、長方形になるように半分に折ります。
折り目をつけたら再度開き、折り紙の上下の端を中心線に合わせ折りましょう。もう一度開き、上下の端を先程付けた折り目に合わせて折ります。さらに再度開き、また先程つけた折り目に合わせて上下を折ります。
次に、向きを変えて裏返し、左右の端を中心線に合わせて折ります。さらに裏返して、下半分を折り、折り目を付けます。折った部分をまた開き、先程つけた折り目に端を合わせて折ります。
180度紙を動かし、上下反対にします。上の方に色の部分が出ているはずです。色の部分を開いてつぶします。下の端と上の端が重なるように折り曲げ、リボン部分に下の端を組み込んだら完成です。
保育園のクリスマス会に欠かせないプレゼントについては、次の記事で詳しく紹介しています。
参考:保育園のクリスマス会のプレゼントを解説!選び方のコツやおすすめ
さまざまな飾りを作りクリスマス会を盛り上げよう!
クリスマス会を行うときは、さまざまな飾りで保育園を飾ると、子どもたちの気持ちも盛り上がります。先生がすべての飾りを作るのではなく、子どもといっしょに作ることが大切です。
保育園では、発達段階の異なる子どもが混在しているため、発達に見合ったお手伝いをお願いします。きっと思い出に残るクリスマスを演出できるでしょう。
クリスマス会に向けて作った飾りは、写真に収めておくのがおすすめです。撮った写真の販売については、写真販売サービスを利用するのが簡単です。写真販売サービスのウェルキッズフォトは、数ある保育園・幼稚園向けの写真販売サービスの中でも、他社にはないいくつかの強みがあります。
- 園での作業は写真公開のみ、集金・現像・配送や保護者からのお問い合わせ対応はウェルキッズフォトにお任せください。
- 初期費用は不要で月額の利用料もかかりません。
- 写真の公開は最長で1年かつその間の値上がりもありません。
- 最短当日から利用開始できます。利用準備にも時間がかかりません。