ご利用園インタビュー:よこはま風の遊育園

「WEL-KIDS(ウェルキッズ)」をご利用いただいている、よこはま風の遊育園様にインタビューをさせていただきました。

園児機能をご利用いただくことで「1分の葛藤」がなくなり、メリハリがついたとのご感想をいただきました。

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Q.園について教えてください。

―― 園として大事にしている事やこだわりがあれば、教えて下さい。

石澤なおみ副園長(以下、敬称略):大人が子どものあるべき姿をはじめから決めて、当てはめようとしない事を大事にしています。

子どもたちの個性や個々の気持ちに共感するという事と、子どもたち同士の関わりを大事にしたいので、ギリギリまで見守って求めてもいない援助はしないよう、心がけています。

保育所にいる間に何かできるようになるのがゴールではなく、20歳くらいになったときに自立して自分に自信を持った大人になっていく、というのが目標なので、園にいる6年間は、いろんな経験・体験を積んでいく事が大事だと思っています。

そしてその環境を、どう作っていくのかというのが園として、大人としての役割と考えています。

石澤:もう1つ、子どもはもちろん大切にするのですが同じように職員も大事にしたいと思っていますので、今は残業や休憩の取り方を見直しています。

こんなにいい仕事をしているのだから仕事だけで疲弊しきってほしくないですし、仕事もプライベートも充実してもらって職員の人生も豊かになったらいいですね。そこは切り離せないと思います。

川辺真純園長(以下、敬称略):私たちがどうそこに居るか、というのは全て子どもたちに反映されますからね。

大人が豊かになれる環境にいてこそ、子どもたちに良い環境を作ってあげられると思うので、今はそこにも力を入れています。

Q.システム導入のキッカケは?

―― WEL-KIDSを導入しようと思ったきっかけを教えて下さい。

石澤:もともと登降園の記録は、保護者の方に紙の表へ時刻を書いてもらっていたのですが、書き忘れや延長の時間をギリギリ超えた時に1分程度は考慮したりしなかったりという事もあり、最終的に集計しづらく困っていたのがきっかけの1つです。

あとは、親しくさせていただいている保育園でWEL-KIDSを使用しているとの事だったので、実際に見学に行けたのも大きかったと思います。

―― WEL-KIDSを選んでいただいた時の、決め手はありましたか。

石澤:シンプルだ、という点です。Webの画面もここは多分こう操作するんだな、というイメージができるので使いやすいと感じました。

登降園の記録にICカードを使っている園もありますが、ICカードを忘れたり紛失したりということもあるので、WEL-KIDSのようなタッチパネル式だと誰でも園に来た人が操作できていいなと思いました。

Q.導入前後はいかがでしたか?

―― 導入前や、実際に導入してみて大変だった事はありますか。

石澤:園児の情報を台帳に入力していくときと、最初の請求書発行の時は慎重に内容のチェックをしたので時間がかかりました。

それでもWEL-KIDSを導入する前の作業の方が莫大だったので、それを思うと導入準備や導入直後は楽だったと思います。

―― 保育士さんたちの反応は何かありましたか。

石澤:そこはあまりなかったと思います。もともと登降園を手書きで記録していた時も私たち(管理者や事務担当)の方で処理をしていました。

ただ、クラスの登降園のチェックは現場の先生もしていて、今いる子/いない子/病欠でコメントが入っている子、などを確認できるようにクラスのノートパソコンではいつもWEL-KIDSを立ち上げて見えるようにしています。

―― 登降園の内容については、今年度からタブレットでも更新・確認できるようになりましたので、ぜひご利用ください。

Q.WEL-KIDSの気に入っている所や課題があればおしえてください。

―― 実際にWEL-KIDSを使ってみて、気に入っている所や課題などはありますか。

石澤:課題としては、最近のバージョンアップで“保育予約状況の確認”が1日単位でできるようになったと思いますが、できれば”保育予約”の画面でも1日単位でできるようにしてほしいです。

あとこれは仕方がないかもしれないのですが、台風等の災害が起きた時にリアルタイムで園にいる子どもたち、もしくは災害でネットが繋がらなくなる直前に園にいた子どもたちの記録を残してもらって確認したいです。

避難訓練の時は今園にいる子どもたちを予め書き出したりするので把握できますが、本当に災害が起きた時はどうしようという課題を感じています。

―― 貴重なご意見ありがとうございます。予約状況の確認については今後改善できるよう検討させていただきます。また、災害などの緊急時に園児さんの点呼ができるような仕組みについても実現できないか考えてみたいと思います。

石澤:なにより良かったのは……登降園のタッチをした時の時間が記録されるところで、本来1分過ぎても延長になる所、今までは「1分位いいじゃない?」という保護者からのお声もあったりしたのですが、WEL-KIDSを導入した際にタッチした時間が記録されることになったため、そういったお声が一切無くなりました。

時間の基準がはっきり示せた事で、なにより保護者側が時間を意識してくれるようになったのは良かったと思います。

請求書についても、以前は手書きしたものを全部PCに打ち込み、それをExcel等で集計して請求書を起こすというかなり面倒な作業をしていたのですが、WEL-KIDSでは入力したものが自動的に請求書として出力できるので、入力ミスもなく本当に楽になったと思います。

手作業の時は大変で、1週間位は請求書の作業にかかりきりでした。
WEL-KIDSではデータさえ入れておけば月末に請求書として出力できるのはありがたいですし、登降園の時間が記録されているので、ボタンの押し間違い等も確認できるのが良いです。

川辺:この横浜の園を始めたのが10年前で、5年前くらいからちょうど保育や保護者の方との関係性が確立されてきました。WEL-KIDSを導入したのもその時期だったので、ちょうど良いタイミングでした。

むしろWEL-KIDSを導入したからそうなったのか…どちらがとは言えませんが、両方ですね。やりやすく、分かりやすくなりました。

石澤:そうですね。WEL-KIDSを導入してから、園としての特徴が際立ったかなと思います。「守るべき園のルール」がわかりやすくなり、それ以外は状況に応じて配慮される、という捉え方をしてもらえるようになったので、園としても保護者に説明しやすくなったと思います。


<インタビュー担当より>

他にもここに載せきれないくらいたくさんのお話を聞かせていただき、インタビュー後は園内もご案内いただきました。

どのように運営されているか、子どもたちのためにどんな環境を整えているか等、熱心にお話いただくと共に、園の日常とその中でICTシステムをどのように使っていただけているかを垣間見ることができました。

貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

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