WEL-KIDS PHOTO導入事例インタビュー「長寿保育園」

はじめに

長寿保育園の先生お二方に、園の特徴や動画撮影を始めたきっかけ、動画編集の仕方、写真と動画の撮り方、ウェルキッズフォトを利用いただいた感想についてなど、たくさんのお話を伺ってきました。

園について

A先生:私たちの園は「子どもひとりひとりを大切にし、保護者からも信頼され、地域に愛される保育園」を目指しています。

B先生:保育では、園の保育目標のひとつでもある「心身ともに健康な子ども」を一番心掛けています。

体が元気でも、両親が共働きで忙しくて心が満たされていない子どももいます。完全に親代わりになれるわけではないですが、保育園ではできる限りのこと、例えば子どもの気持ちを受け止めるなど、心のケアもしてあげられるように気を付けて保育を行っています。

動画撮影のきっかけや評判について

A先生:園の理念でもある保護者との信頼関係を築く活動にもつながるのですが、新型コロナウイルスの流行によって運動会や発表会などのような保護者参加の行事がかなり中止になってしまい、保護者が園の様子を直接見られない状況になったことがきっかけで、動画配信を始めました。

コロナ禍以前に兄姉が入園しているご家庭であればある程度園の様子を知れていたのですが、特にコロナ禍の最中に第一子が入園したご家庭は、園の様子が全く見えない状況になりました。そこで、園内の様子を動画でお見せすることで保護者に喜んでいただけたら嬉しいな、という思いで活動しています。

やはり保護者にとっては、園の動画を日々閲覧できるほうが嬉しいのかなと思います。

B先生:保護者の方も通勤帰りなどに動画を見ていることもあるので、お迎え時に子どもの様子を伝えたときに、「すごく楽しそうでした」と言っていただけることもあります。子どもの様子は連絡帳などでもお伝えはしていますが、動画なら動く姿を見せられるので、文面や写真だけでは伝わらない部分も保護者に伝わるところが良いです。

A先生:うちのクラスに関してはそんなに反応は多くないので、本音としてはもう少し反応していただきたいです(笑)。もちろん「ありがとう」と言ってくださる方もいます。今年入園した保護者の方が動画をたくさん見てくださって、「ありがとうございます」とお礼の言葉をいただきました。

B先生:保護者の方から聞いたのは、お家で寝る前に子どもと「こういうことしたの?」など会話をしているそうです。親子の共有の時間のきっかけにもなるので、動画にはそういったメリットもあるなと感じています。

動画編集について

B先生:(ウェルキッズフォトが動画をアップロードできる機能をリリースした)当初の頃、動画は1本しかアップロードできなかったんです。でも動画で保護者に見せたいシーンがたくさんあったので、そこから常に動画の編集をするようになりました。

A先生:私もB先生に編集の仕方について教えてもらいました。

B先生:職員の中では編集が得意な方も不得意な方もいるのですが、職員同士で教え合ったり相談しあったり編集しています。職員の皆が編集するようになったかなと思います。

B先生:動画の内容にもよりますが、スマホの動画編集アプリを使って編集しています。最初は職員が各々で色々なアプリを試しに使い、どのアプリが使いやすいか相談しながら進めて、今使っているアプリに落ち着きました。最初は機能の使い方が分からなかったので時間がかかりましたが、今は作業が速い職員だと15分くらいで編集しています。

A先生:撮った動画を当日に編集して、アップロードできるようにもなりました。

B先生:ウェルキッズフォトがバージョンアップして、動画が複数アップロードできるようになったのはとても便利になったなと感じました。今までは動画一本に収める必要があったのですが、今は複数の動画に分けてアップロードできるので、とてもありがたいです。

A先生:今は若い世代の方がSNSで動画アップロードしているじゃないですか。私たちもそういったものを取り入れていこうと頑張っています(笑)。

B先生:役割分担はないですが、各クラスの職員がそれぞれ動画を編集してアップロードしています。動画編集で分からないことがあれば、編集が得意な職員に聞いたり、教えあったりしています。

動画編集の仕方についても手順マニュアルを作成しました。動画編集アプリの基本的な操作なども記載しております。職員も忙しくてマニュアルをゆっくり読む時間がないので周知することがなかなか難しいのですが、ひとまずのところは困った時にはマニュアルを見れば操作手順がわかるように共有しています。

A先生:動画に限らず、職員の皆さんには色んな手順をマニュアル化していただいております。

A先生:どのクラスでも動画を出していると思います。たいていは写真と動画を一緒に公開しています。動画編集もやってみると「ちゃんとできた!」と成果や達成感につながって、結構楽しくなりますよね。自分でも楽しんでやっています。

B先生:職員側も園の様子を保護者に見て欲しい気持ちがあるので、動画を通して保護者に伝わると嬉しいです。

写真・動画の撮り方について

A先生:入園進級お祝い会や夏祭り、芋ほりなどのような季節の行事は、各クラスで写真を撮って公開しています。散歩などの普段の様子については、毎月公開するときもありますし、「春の様子」のように季節ごとにまとめて公開する場合もありますね。公開のタイミングは各クラスで年度初めに大まかに決めています。

B先生:もちろん行事の場合は必ず動画を撮影していますが、日常の動画については事前に撮る日を決めているわけではなく、保護者が見たら喜びそうなシーンと思ったタイミングで撮影しています。

A先生:季節の作りものをしている様子など、日々の活動ではしない活動をした際は動画を撮影しています。園庭遊びも動画を公開したことがあります。「この様子がかわいいな」と思ったら撮っていますね。

A先生:各クラスにスマホがあって、それを使って撮影や動画編集をしています。一昨年か昨年あたりに各クラス用にスマホが用意されたので、より撮影しやすくなりました。

B先生:それまではデジカメで撮って、データをパソコンに移動させて作業していました。今まで手間だったことがスマホ一台で作業できるようになったので、かなり効率が上がったかなと思います。

A先生:スマホのカメラで十分です。撮る側もスマホのほうが撮り慣れていますよね。

子どもたちもスマホで撮られ慣れているからか、カメラを向けられて嫌がる子がいませんし、みんなポーズ取っています。

B先生:便利になった反面、個人情報の扱いに気を付けています。アップロードした後はスマホ内の写真を消す、スマホには必ずロックかけておくなどのセキュリティ対策もしています。

A先生:年度が切り替わる際には、次のクラスのメンバーが使用することになるので、スマホ内のデータを消すことも徹底しています。

B先生:ウェルキッズフォトで公開するために写真を撮っていますね。写真のデータは一応保育園のサーバーやパソコンには保管しますが、他の何かに使うために撮っているわけではないです。

A先生:もちろんクラスのおたよりに載せることはあります。撮ったものを後で見返すと「こんな動きをしていたんだ」とか、気付きがありますよね。でも主には保護者に見せるためですね。

公開前の確認について

B先生:各クラスで作成した動画は園長に確認してもらった上でアップロードするようにしています。園長が不在の場合は他の職員に確認してもらっています。

A先生:鼻水が出てないかなどの細かい部分にも気をつけています。夏の時期はプールで水着を着ているので、特に細かくチェックしています。

また、乳児クラスは人数が少ないので、全員写っているかどうかも気にしています。幼児クラスは1クラスで30人近くいて人数が多いので、一人ひとりの枚数までは確認しませんが、園児ひとりにつき必ず一枚以上は写っているようにしています。

B先生:一人二人しか写っていない単体写真ばかりじゃなくて、全体の様子がわかるような複数人が写っている写真も入れて、アンバランスにならないようにしています。子どもたちがある程度平等に写っているようには気を付けています。

A先生:今まで保護者から「枚数が少ない」などの意見はなかったです。

公開について

B先生:必ず伝えているわけではないですが、行事の後に連絡帳などで「ウェルキッズフォトにアップしたのでご覧ください」といったコメントを記載する職員もいます。

A先生:ウェルキッズフォトで公開お知らせメールも配信できるので、それを利用しています。

B先生:写真や動画は公開終了日を次年度の4月30日に統一しています。卒園した園児の写真や動画がいつまでも公開されているのは良くないといった理由で、年度が替わってから一ヶ月の閲覧期間があるような形で設定にしています。

ウェルキッズフォトについて

B先生:そうですね、今は全てスマホからアップロードしています。

A先生:スマホを使う前は、デジタルカメラで撮った写真をパソコンにデータを移して、パソコンからウェルキッズフォトにアップロードしていました。

B先生:ウェルキッズフォトの専用アプリがリリースされてからすごく楽になりました。スマホ一台でアップロードまで出来るのはとてもありがたいです。

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