
目次
はじめに
タイ・バンコクにあるメロディー幼稚園にて、園の特徴やWEL-KIDS導入の背景、導入初年度の変化、来年度の本格稼働に向けて、理事長兼園長のウドムマナさんと副園長の長井さんにお話を伺いました。
園について
――園の運営方針について教えてください。
ウドムマナさん:バンコクにあるメロディー幼稚園では、「明るく強く考える子ども」を育てることを理念に掲げています。その土台となるのは、子ども・保護者・職員すべてが感じる“安心と安全”です。安心できる環境があってこそ、子どもたちは主体的に学ぶことができると考えています。
――園の特徴についてはいかがでしょうか。
ウドムマナさん:メロディー幼稚園の特徴は、
・小学校に進学するための準備
・日本人としてのアイデンティティ
・海外(タイ)で生活していくための適応力
この3つを大切に育てている点です。海外で生活しながらも、日本と現地の両方に無理なくなじめる力を育んでいます。また、タイには四季がないため、
・氷に触れて冬を感じる
・七夕など日本の行事を体験する
・和食を中心とした給食を通して文化にふれる
といった工夫も取り入れています。知識として教えるのではなく、“体験として感じてもらうこと”を大切にしています。
――海外にいながら日本の文化を体験として伝えている点が、とても印象的ですね。

ICT導入前の業務について
――導入前はどのような運用をされていたのでしょうか。
長井さん:初めは紙を中心としたアナログ運用でしたが、その後デジタル化を進め、Google DriveやExcel、PDFなどを使って保護者の方へ情報共有を行っていました。 ただ、ツールが複数に分かれていたことで、かえって管理が煩雑になり、業務負担が増えてしまうという課題がありました。
WEL-KIDS導入のきっかけについて
――WEL-KIDSの導入を検討されたきっかけを教えてください。
長井さん:Google Driveでの運用も含め、業務量が増えてしまっていたため、「もう少しシンプルに運用できないか」と思い、システムを探し始めましたが、日本のサービスは海外対応していないものが多く、困っていました。そのような中で、WEL-KIDSが海外でも利用でき、かつ英語対応していることを知り、導入を検討しました。
――他サービスとの比較はいかがでしたか。
長井さん:当園には日本人部のほかにインター部があるため、英語対応は欠かせない条件でした。担任が英語で問題なく使えることが、とても重要なポイントでした。
――そこは海外ならではの必須条件ですよね。導入前に不安はありましたか。
長井さん:リモートでサポートを受けながら進めることができたので、不安はほとんどありませんでした。分からないこともすぐに相談できたので、安心して導入を進めることができました。
――導入前直後に大変だったことはありましたか。
長井さん:アナログからデジタルへ切り替わったことで、最初は操作に慣れるまで少し時間がかかりました。また、英語と日本語のメニュー表示が混在し、どの機能がどれか分かりづらくなる場面もありました。

システム導入について
――現在使われている機能を教えてください。
長井さん:本格稼働は来年度に控えており、現在は「子どもの様子」「お昼寝(午睡)」「食事」「排便」といった基本的な記録機能を中心に利用しています。
――機能面での使用感について、気に入っているポイントや使いやすいところはありますか。
長井さん:一括入力ができる点です。例えばお昼寝では、全員が同じ時間に起きた場合、一度にまとめて入力でき、個別対応が必要な子だけ修正すればよいので、とても効率的です。
――入力の手間削減という点で、使いやすさを感じていただけて良かったです。今後、使ってみたい機能はありますか。
長井さん:「おたより機能」ですね。現在はGoogle Driveを使っていますが、複数のツールを併用することで保護者の方にとって使いづらくなってしまうため、できるだけWEL-KIDSにまとめていきたいと考えています。
サポート体制について
――日本からのサポートはいかがですか。
長井さん:レスポンスがとても早いです。今日も問い合わせもしましたが、すぐに返答をいただけたので、安心しました。
――ありがとうございます。
今後の課題と期待
――今後の課題や要望はありますか。
長井さん:システムは英語対応していますが、ユーザーごとに表示言語を切り替えられるようにしてほしいです。インター部の先生は英語、日本人の先生は日本語など、それぞれに合った表示設定ができるようになるといいなと思います。
――ご意見ありがとうございます。今後の改善にしっかり活かしてまいります。

今後の園の取り組みについて
――園として今後の展開はありますか。
長井さん:今後は、「保育の質」をさらに高めていきたいと考えています。保育の面では、子どもたちの主体性をどのように育てるか、自由遊びとのバランスをどう取るかが課題です。
ウドムマナさん:私は「保護者支援」を高めていきたいと考えています。私も子どもを育てる親としてとてもわかるのですが、海外では保護者が子育てについて相談できる場所が限られていると思います。保護者の方が、育児の悩みをもっと気軽に、オープンマインドで共有できる環境づくりにも力を入れていきたいと考えています。
ICT導入を検討している園へのメッセージ
――ICT導入を検討している園へのメッセージをお願いします。
長井さん: 迷っているのであれば、早めの導入をおすすめします。業務負担の軽減だけでなく、先生の働き方にも大きな変化が生まれます。実際にデジタル化によって、残業時間の削減にもつながっていて、今先生たちはほぼ定時で帰れるようになりました。また、複数のツールを使い分けるよりも、一つのシステムにまとめていくことが、今後の運用を考えるうえで大切だと感じています。
――本日のインタビューは以上です。お忙しい中、ありがとうございました。
【日本人幼稚園教諭を募集しています】
メロディー幼稚園では、日本人幼稚園教諭の募集も行っています。バンコクは日本人にとって暮らしやすい環境が整っており、日本での保育経験をそのまま海外で活かせるチャンスがあります。ご興味のある方は、お気軽に園にお問い合わせください。
メロディー幼稚園 お問合わせ:https://melodieskinder.com/contact/

