
目次
はじめに
タイ・バンコクにあるオイスカバンコク日本語幼稚園にて、園の特徴やWEL-KIDS導入の背景、導入後の変化について事務の山岸さんにお話を伺いました。
園について
――園の運営方針や特徴について教えてください。
山岸さん:オイスカバンコク日本語幼稚園は2008年の開園以来、海外に住む日本のお子さまに対して、日本と同様の環境のもと、文部科学省のカリキュラムに基づいた保育を提供することを理念としています。
自由遊びを通して幼少期に必要な力を育むとともに、日本の年中行事もほぼすべて取り入れています。節分の豆や七五三の千歳飴など、タイでは入手が難しいものも日本から取り寄せ、「本物」に触れる機会を大切にしています。
園内は「ここは日本なのでは」と言われるほど、日本と変わらない環境が整っており、タイにいながら日本の保育を受けられる点が大きな特長です。そのため、入園されるお子さまも帰国されるお子さまも、スムーズに環境へ移行できています。
――ありがとうございます。
ICT導入前の業務について
――導入前はどのような運用をされていたのでしょうか。
山岸さん:各ご家庭へのお知らせは、毎回150枚ほど印刷し、A4用紙を四つ折りにして、担任が一人ひとり手書きで名前を書いて配布していました。子どもが落としてしまうこともあり、手間も多く、かなり大変でしたね。
――それは大きなご負担でしたね。

WEL-KIDS導入のきっかけについて
――WEL-KIDSの導入を検討されたきっかけを教えてください。
山岸さん:保護者への連絡手段としてSMS(ショート・メッセージ・サービス)も試しましたが、PDFや画像の添付ができず、不便に感じていたので、システムの導入を検討しました。すでに写真販売でWEL-KIDS PHOTOを利用していたこともあり、同じシステムで連携できる点に魅力を感じました。
――他サービスとの比較はいかがでしたか。
山岸さん:日本語で使えるサービスを中心に比較しましたが、日本円での銀行振込が前提のものが多く、海外では運用しづらいと感じました。その点、WEL-KIDSはタイで利用でき、現地通貨(タイバーツ)での支払いに対応していたことが、導入の決め手となりました。
――導入前の不安はありましたか。
山岸さん:国際結婚のご家庭も多いため、保護者の方が使いこなせるか不安はありましたが、実際にはほとんど問い合わせもなく、スムーズに利用いただけました。WEL-KIDSさんから、保護者向けの説明資料を用意していただけたことも大きかったと思いますね。
――日本語・英語の両方でご用意できたことで、少しでもお力になれていれば嬉しいです。

システム導入による変化について
――導入後の変化について教えてください。
山岸さん:今回の導入で一番実現したかったことは、欠席・遅刻連絡をシステムで受けられるようにすることでした。感染症が流行する時期には、朝から電話が鳴りやまず、業務が止まってしまうこともありましたが、現在は朝の業務がかなりスムーズになり、「電話から解放された!」と感じています。
――ありがとうございます。請求業務についてはいかがですか。
山岸さん:預かり保育の請求書作成が非常に楽になりました。利用時間が園児ごとに異なるため、以前は一覧表と照らし合わせながら手作業で料金を計算して入力していました。この作業は職員の間でも「月末が憂鬱」と言われるほど負担が大きく、入力ミスも頻発していましたが、導入後は簡単に処理できるようになりました。先生たちからも「ストレスが減った」「気持ちが楽になった」と好評で、保護者からの問い合わせもほとんどなくなりました。
――業務の効率化だけでなく、先生方の負担軽減につながっている点は大きな変化ですね。
サポート体制について
――日本からのサポートはいかがですか。
山岸さん:日本のサポートセンターに担当者がいますが、距離を感じることはなく、とても親身に対応していただいています。困ったときにすぐ相談できるので、安心して利用できています。私の「心の支え」になっていると言っても過言ではありません。
――ありがとうございます。それは担当者にとっても大変励みになります。
今後の課題と期待
――今後の課題や要望はありますか。
山岸さん:日本時間の仕様や祝日設定など、海外で使う際の細かい部分は調整が必要だと感じています。また、複数部門の管理や表示の柔軟性など、今後さらに改善されることを期待しています。
――ご意見ありがとうございます。今後の改善にしっかり活かしてまいります。

今後の園の取り組みについて
――園として今後の展開はありますか。
山岸さん:2026年度から新たにバイリンガル部門を設立し、ナーサリーも開始しました。今後は、保護者の負担軽減を目的とした「手ぶら登園」など、新しい取り組みにも挑戦していきたいと考えています。
――新しい取り組みを積極的に進めていらっしゃるのですね。今後の展開がとても楽しみです。
ICT導入を検討している園へのメッセージ
――ICT導入を検討している園へのメッセージをお願いします。
山岸さん: もし迷っているのであれば、ぜひ早く導入することをおすすめしたいです。LINEのような個別対応の手間がなく、さまざまな場面で先生方の業務負担を大きく軽減できます。本当に仕事が楽になって、職員は家に早く帰れるようにもなりました。WEL-KIDSは、保護者への情報共有もスムーズに行えるため、とても使いやすいシステムだと感じています。
――本日のインタビューは以上です。お忙しい中、ありがとうございました。

